La Vie en rose

漫画ス/キ/ッ/プ/ビ/ー/トへの愛を綴る二次小説ブログです。多分に同人要素を含みますので、苦手な方や嫌いな方、また、同人という言葉をご存知ない方は、お入りにならないように願います。

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February Serenade(1)

こちらはス/キ/ッ/プ/ビ/ー/トの二次小説です。
嫌悪感を抱かれる方、苦手~って方、二次って何? な方は回れ右でお願い致します。
ス/キ/ビ/スキーさんだけお入り下さいませ。

一応、蓮→キョ(仄かに社→←奏も)で、『X'mas Rhapsody』の続編です。
学園パラレル程ではありませんが、軽いノリで(笑)そんでもって、クオン過去とか、面倒臭い事はスルーで明るく・楽しくってコトで(←とうとう思考放棄)!!

出来れば蓮キョなら何でも良いわ~、バッチコォ~~~~~イな方だけお読み頂きたく存じます。

ではでは、どうぞ。
※昨日の20:00時に予約投稿しといたのですが、2010年になってました。昨日から2011年ですね……。




February Serenade(1)


「フッフッフフ~ン♪……こんなモンかなぁ? モー子さんが喜んでくれると良いけど~♪」

一月一日、つまり、キョーコがめでたく18歳の誕生日を迎えた数日後。

「カロリーも塩分も糖分も控え目に、しかも彩り良く盛り付けて……っと……。」
キョーコは鼻唄を歌いながら機嫌も良く、30分もすれば来訪するであろう親友の為に、腕を振るったお節料理の用意に勤しむ。

「よし!!……っと、完璧っ!!後はモー子さんが来るだけよ~っ♪モー子さんが来たら…………」
親友の為に用意した重箱を見つめて、キョーコの表情が微かに曇った。そのまま、キッチンの片隅にある冷蔵庫へと視線を移す。

思い出すのは三日前に寄越した電話での先輩俳優の言葉。




『やぁこんばんは、俺だけど。……今、平気?』

『平気ではありません』と、携帯電話を投げ出したい気持ちになりながらも、キョーコは勇気を振り絞った。

誕生日に蓮が宣言した言葉を思い返し、緊張感に溢れていたキョーコだったが、何気ない日常会話で緊張が解れた頃に、蓮が切り出した。

『お節料理……食べてみたいなぁ……。最上さんのお節料理、美味しいんだろうなぁ。食べたら、一年、健康に過ごせそうだよねぇ? くわいとか、蓮根とか、縁起良さそうだよねぇ。人気商売だから、縁起担ぐのって結構大切だよね? 里芋の煮たのとか、最上さんの作ったのは、美味しいよね?…………仕事、元旦は15時に上がれるんだけどなぁ?』
言葉は柔らかく、キョーコでさえ少しばかり『可愛いかも』などと思える口調で強請る先輩俳優に、つい出た言葉。

『お任せ下さいっ!!敦賀さんの為にも、不祥最上キョーコ、お節料理をご用意して差し上げますっ!!!!』

その言葉に、蓮はクスリと笑いを漏らした。
『最上さんなら、そう言ってくれると思ったよ!!じゃあ、一日は仕事終わったら迎えに行くから、一緒にお節、食べようね? 一人だと味気無いから。あ・あと、三日はオフだから、デートしよ? 二人で初詣!!じゃ、またね。』
『えっ!?……あれっ!?ち…ち…ちょっと、つる…………が……さん……?』

キョーコがしまったと思った時には遅かった。

先輩俳優の食事事情を心配する身としては、滅多にない『食べたいもの』のリクエストに、自らの置かれる状況もサッパリ・キッパリと何処かへ置き忘れて、喜んで答えてしまったのだ。こうして、言い包められたに近い形で、罠に掛かった兎宜しく、正月早々からライオンの住み処へと誘われる事となった。

「敦賀さんに…す…す…す…好き……っ……なんて言われたうえ……っ!!!!お節だの……っ、で…で…でぇとで初詣だのって……っ!!一体…ど…ど…どうしたら良いのか……っ!!??」

何処までも甘やかに、自分の事を好きだと言った俳優の真摯な眼差しを思い出し、キョーコは顔を真っ赤にさせた。

「だ…だいたい、私はラブミー部よっ!!何でよりによって私なのよっ!!!!敦賀さんだって知ってるじゃないっ!!!!…………私、もう恋なんてしないのよ…………。怖いものっ!!また『棄て』られたりしたら……っ!!」
真っ赤な顔のまま、体がズルズルと沈んでいき、やがて、キッチンの床にペタリと座り込んだ。

「……敦賀さん……なんて…………。」




「…………それでアンタ、正月っから真っ赤な顔で泣きそうになってたのね…………。」
キョーコが腕を振るったお節を突きながら、奏江は憐憫の表情を浮かべた。
「アンタにとって『あの馬鹿男』に傷付けられた心を治す為、リハビリは必要だと思うけど……。『あのヒト』を相手にリハビリって、普通……無いわよねぇ……。」
男の中でも最高峰に居る、キョーコばかりか自分にとっても先輩に当たる俳優を思い起こし、奏江は眉根を寄せた。

「登山で言ったら、初心者がいきなり剣岳登る様なモンだわね……。」
俯いたまま、うんうん、と大きく頷くキョーコに、奏江が疑問を口にした。

「……ところでアンタって、敦賀さんの事、……勿論、嫌いじゃないのよね?」

奏江の言葉に、キョーコはその動きを止めた。
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  1. 2011/01/01(土) 20:00:00|
  2.   February Serenade
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

はじめまして

はじめて コメントします。
いつも読み逃げさせていただいてて・・・。

あっという間にいろんな素敵なお話が増えてて、
うっとりさせてもらっています。
さあ、キョーコちゃん、自覚してからどうするんだろーて、
とても気になって・・・。

続き楽しみにまっています♪
  1. 2011/01/07(金) 23:04:41 |
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  3. けっち #-
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